こんにちは、コンテンツプロデューサーの成島です。2019年1月3日(木)に話題の映画、『ボヘミアン・ラプソディ』を六本木ヒルズで観てきました。

音楽を創るという映画ですから、

●音楽づくり
●映画づくり

という2つの視点でコンテンツメイクの勉強になりました(^^)音楽も映画もコンテンツビジネスですからね。

QUEENの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』とは?

まず、そもそもの話ですが、『ボヘミアン・ラプソディ』とは何か?知らない方はここをクリックしてご覧ください。

伝説のロックバンド『QUEEN』の映画なのですが、2018年の興行収入でトップだった『ジュラシック・ワールド 炎の王国』の80.6億円を今にも抜きそうな勢いでヒット中です。すでに70億円を超えているらしい。。。

YouTubeを探すとプロモーション動画がたくさん出てきますが、映画もプロダクトローンチで売っていく典型的なコンテンツ商品だと感じます。映画のPVってとてもよくできているので、私もPVのディレクションなどをするときはよくベンチマークさせていただくことがあります。

そういう売り方の面での参考になるのですが、コンテンツメイク的に言うと、「6分の曲」はいろんな角度で学びがあります。これが6分の曲です。映画のタイトルにもなった曲ですね。

この曲は、2つの意味でイノベーティブな曲です。

※少しもネタバレ的な要素があると嫌な場合は、ここから下は読まない方がいいかもしれません。。。

オペラとロックの融合

この曲はオペラとロックという全く異なるジャンルが融合してできています。こういう異質のものを上手く組み合わせるのってイノベーションの鉄板メソッドなんですよね。実は、ベクトルCっていう技だったりします。

出版業界でコレを使った代表作といえばもしドラです。もしドラの正式名称は、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』です。

この本には2つのベクトルCがかかっています。

【ベクトルCその1】
重厚な古典的ビジネス書

 ×
ラノベ調のタイトルと表紙

【ベクトルCその2】
ドラッカー

 ×
女子高生

まず、この組み合わせありきで意外性を担保しながら、あとから中身を詰めていくって流れで企画していくわけです。

映画を見ると、『ボヘミアン・ラプソディ』という曲の発想も同じ流れのように感じました。

メディアが規定するコンテンツボリュームを無視

『ボヘミアン・ラプソディ』は、企画段階では「6分の曲は長すぎる」と批判されていました。いったい「6分は長すぎる」というのは何に対して長過ぎるのでしょうか?

それは、「ラジオで流すには長すぎる」ということでした。

本来、コンテンツの長さは自由なのですが、メディアの性質によってコンテンツの長さに制限が出てしまうケースもあります。これが、コンテンツとメディアの不思議な関係なんです。

日本でも矢沢永吉さんが同じような問題を突破して長いロックの曲をつくったと聞きました。矢沢さんが周囲を無視して長い曲をつくれた理由の1つに、ビジネスモデルの特徴があります。

矢沢さんはCDを売って稼いでいるのではありません。ライブで稼いでいるのです。

いえ、もっと言えば、ライブで販売している“タオル”で稼いでいます。

こういうビジネスモデルの構造があるからこそ、メディアに迎合せずに、自分のロックスタイルを貫くことができました。

なので、どこからどうやってお金をもらうのかって自分のスタイルにすごく影響がありますよ。

また、最近のインターネットコンテンツに目を向けると、メディアが動画の長さを短くしています。YouTubeの動画は5分未満の方が見てもらいやすいと言われています。しかも、TikTokが登場したことでますます動画コンテンツは短く短くなる傾向が加速していくでしょう。

私たちインターネットマーケターとしては、このトレンドに乗るもよし、破壊するもよしですが、いずれにしても、社会全体のトレンドは掴んでおく必要はあります。既存の流れを知らずして、それを破壊して新しい流れを創ることはできないですから。

モデリング対象を広げよう!

ということで、『ボヘミアン・ラプソディ』から

●オペラとロックの融合
●メディアが規定するコンテンツボリュームを無視

この2つのイノベーションを解説してみました(^^)

コンテンツビジネスは広く定義すると、とても広い業界です。なので、モデリングする対象はそこら中に広がっています。

これからもアンテナを高くしてあなたのビジネスに活かしていこうぜ!ということでこの記事を終わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


投稿者プロフィール

成島拓
成島拓LSプロデュース協会代表
コンテンツプロデューサー
ハイブリッド起業戦略コンサルタント