【ノウハウコレクター注意】漠然とした状況から稼ぐ力とは？

こんにちは、成島です。

ある美容エステの
エステティシャン育成現場について
話を聞く機会がありました。

この話が、

●なぜ勉強して知識を得ても稼げないのか？

●逆に知識が不十分でも稼げる場合があるのか？

このことをわかりやすく
表したような出来事だったので
今日はそれをシェアしますね。

あなたが稼ぐヒントが
詰まっていると思いますよ。

学んだ知識を使える人と使えない人の違い

あるところに
KちゃんとMちゃんがいました。

Kちゃんはとても勉強熱心。

知識を答えるテストは
いつも90点以上でした。

一方のMちゃんは勉強は少し苦手だけど
要領が良いタイプ。

知識を答えるテストでは
なんとか70点から80点の間を取り、
合格点はキープしていました。

ある日、知識ではなく、実践タイプのテストがありました。

お題

「エステ店のフェイシャル用機器が全て故障してしまった。
しかし、あと1時間後にはお客様がご来店する。
謝罪をした上で、どのような対応をするか述べなさい」

ケーススタディのような実践型のテストですね。

これまで学んだ知識を総動員して、
お客様に価値提供する必要があります。

私がやっているような
総合型のコンサルティングだと
毎回こんな漠然とした状況から
アドバイスしていくことになるわけです。

なので、

「なんだ、エステの話なら関係ないや」

と思わずに、読んでみてください。

コンサルタント、コーチ、カウンセラーなどはもちろん、
アフィリエイターなども含めて、
何かを売っていく人なら必須となるお話です。

話をKちゃんとMちゃんに戻します。

いつものテストでは
Kちゃんの方が上でしたが、
今回はMちゃんに軍配が上がりました。

なんと、Kちゃんは知識を十分に持っているはずなのに
いざ実戦形式になると、
何を提案していいのか、まったくわからず
フリーズしてしまったのです。

Kちゃんは”知識をどう使ったらいいのか？”
という考えをこれまで持っていなかったんですね。

そして、与えられた答えを覚えることに慣れていたので、

“自分で答えを創り出す”ということができませんでした。

一方のMちゃんは、いつも要領よくポイントを
抑えていた上に、
“学んだ知識を現場でどう使うか？”を
毎日意識していました。

そして、何がお客様にとって価値になるのか
という本質的なことを
柔軟に考えて、０からプランを創り上げることができました。

もちろん、この実践型テストで
求められていたのは
Mちゃんのような回答です。

ノウハウコレクターは注意しましょう

このように
覚えた知識を全然使えない人と
柔軟に使いこなせる人がいます。

もし、あなたがノウハウコレクターになっているなら、
Kちゃんタイプじゃないかと
自問自答してみてください。

あなたは単純にノウハウを覚えたら
稼げるのではありません。

お客様に価値提供してこそ
初めて稼げるのです。

ノウハウは価値提供するための
手段にすぎません。

だからこそ、ノウハウを学ぶときは、

「どんな仕組みで価値提供しているから
お金がもらえるのか？」

ということを意識して、
ノウハウの構造を分析してみましょう。

ここを意識するだけで、
知識だけで稼げないKちゃんから、

要領よく本質を掴んで
どんな状況でも稼いでいける
Mちゃんに変われるはずです。

投稿者プロフィール

成島拓LSプロデュース協会代表

コンテンツプロデューサー
ハイブリッド起業戦略コンサルタント